タイトル | ラクガキ王国 |
メーカー | タイトー |
分類 | ゲーム/PS2 |
ジャンル | ETC |
オススメ度 | ★★★☆☆ |
お気に入り度 | ★★★★☆ |
概要
自分で描いた「ラクガキ」を使って敵と戦い、ストーリーを進めて行くゲームです。
ストーリーが進行するたびに、ラクガキに描くことができる量やパーツが増えていき最終的には手や足だけでなく、翼や武器などを描くことも可能になっています。
ラクガキを描くために必要な色は、敵と戦うことで手に入れることができます。
基本は左スティック操作だけで手軽に描くこともできますが、カメラの角度や各種小技を使うことでそれなりに本格的な絵を描くことができる点も特徴です。
感想
良い点
愛着が持てるラクガキ達
戦うキャラクターは自分が描いたキャラクターとなるため非常に愛着を持てます。
人にもよると思いますが、少なくとも僕は最初の1体目に関してはストーリーが進むごとに徐々にパーツを増やしていって強化していったため、かなりの愛着を持ったキャラクターになりました!
最初は球体だったのが、頭が生え、手足が生え、最終的には立派なハチ風なキャラクターになっていました!
ラクガキが使える技も、色による属性をベースにしつつも体の特徴にあった技を覚えるため、イメージとあまりにもかけ離れた技を覚えないのも良いところです!
超適当に描いたキャラクターでもしっかり動いて戦ってくれます!
対人戦で真価を発揮する戦闘システム
基本的にはジャンケンをアレンジした戦闘システムです。
ただし、直前に出した手が使えなくなるという要素と、すべての手に負ける手が存在することも特徴です。
ジャンケンに勝利したほうが一方的にダメージを与えることができるシステムが採用されています。
ラクガキごとに得意な手が決まっており、得意な手で勝利すると強力なダメージを叩き出しやすいといった特徴もあります。
また、すべての手に負ける手は体力が回復し、次のターンの攻撃に成功すると威力が上がるという特徴からさりげなく戦略性が非常に高いジャンケンになっています。
本領発揮するのはストーリークリアした人同士がお気に入りのラクガキで戦うときかもしれません!
悪い点
テンポの悪さが非常に目立つ
真っ先に気になるのがロードの長さでしょうか!
行くことができる範囲はあまりありませんが、とにかくロードするシーンが多い上に非常にながいです。
また、戦闘シーンにおいても、モーションスキップなどの機能はなく常に動きを見ることになります。
ラクガキシーンにおけるロードの長さなどはあまり感じませんが、全体的に待たされる間の強い印象が非常に強いです。
場合によっては数分待たされることも・・・。
対CPUにおいてはあまり面白くない戦闘
前途のテンポの悪さの一つでもありますが、対人戦においては魅力ある戦闘システムなのですが、対CPUにおいては運ゲー要素の強さもありあまり楽しさを感じられない点は厳しいです。
更に、ストーリーを進めるためにも色を集めるためにもひたすら対CPU戦をすることになります。
そのため、人によってはかなり苦痛に感じたり、場合によっては途中で中だるみして飽きてしまう可能性もあるかもしれません。
実際僕もストーリーの途中で何回かやめて、かなりの時間かけて全クリした思い出が・・・。
まとめ
悪い点が結構大きく目立ってしまいがちですが、トータルで見るといいゲームだと個人的には思っています!
なにより、自分が描いたキャラクターで友達のキャラクターと戦って白熱するのは非常に楽しいです。
逆に一人でやるだけだと辛い作品です。
どうせやるなら友達と一緒にやったほうが圧倒的に楽しいゲームです!
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